新興企業向け市場再編論議「単独で存続」 ジャスダック・筒井社長

ジャスダック証券取引所の筒井高志社長は26日の定例会見で、新興企業向け市場の再編論議について「自らの力でナンバーワンの新興市場としての強化を図っていきたい」と述べ、ジャスダック単独で存続を目指す考えを明らかにした。

 新興市場の再編論議は、ジャスダック株式の72%を持つ日本証券業協会の主導で進められている。現在、証券会社のトップらで構成する特別委員会が、ジャスダック単独での存続のほか、東京証券取引所との統合、大阪証券取引所との統合など4案を検討しており、12月20日にも一定の結論を出すとしている。

 その中で、大証がジャスダックの買収に意欲を示しているが、筒井社長は、技術力と成長性を重視した新市場「NEO(ネオ)」を設けたことや2年後に新しい取引システムを導入するなど新しい取り組みを進めていることを強調。その上で「2年後には上場を検討できるように経営改革を進めていく」と単独での存続に意欲を見せた。

 ただ、「素晴らしい新興市場を作っていける相手であれば、国内、海外を問わずオープンに対応していく」とも語り、他の取引所との統合にも含みを持たせた。

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