三井住友海上 事務手続き大幅減少 不動産会社向け保険契約システム
1月から無料提供
三井住友海上火災保険は27日、不動産コンサルティング会社と共同で、火災保険の販売代理店となっている不動産会社向けに、保険契約事務の効率化システムを開発したことを明らかにした。同システムを利用することで事務負担の大幅減とともに、入力ミスを防げるとしている。
来年1月からシステム提供を無料で開始する。当初は、賃貸入居者向け火災保険のみに適用するが、来夏をめどに住宅購入者向け火災保険にも適用する予定。導入開始1年後をめどに、100社以上の不動産代理店へのシステム導入を目指す。
新システム「エムエスドリーム」は、不動産コンサルティング事業を手掛けるリングアンドリンク(埼玉県所沢市)と共同で開発した。リングアンドリンクが開発した不動産会社向け営業支援システム「@dream(アットドリーム)2000」を活用して提供する。
アットドリームは、顧客と不動産物件の情報をデータベース化して営業活動の効率化を支援するシステム。これまでに約1300の不動産会社に導入した。
従来は、火災保険を契約した顧客の氏名や住所などを不動産会社社員が申込書作成システムに手作業で入力していた。新システムでは、これらの必要事項がアットドリームに入力してあり、申込書作成システムに自動入力される。
三井住友海上では、同システムを導入することで、契約手続きにかかる所要時間が3割程度削減できるとしている。また、必要事項の入力漏れも防ぐことができる。