デンソー、社長に加藤専務 深谷社長は副会長 若返り図る

デンソーは17日、深谷紘一社長(64)が代表権のある副会長に就き、後任に加藤宣明専務(59)が昇格する人事を内定した。6月末の株主総会後の取締役会で正式決定する。トヨタ自動車出身の斎藤明彦会長(67)は留任する。

 深谷氏は03年6月に社長に就任。在任5年間で売り上げ規模を就任時の約1・5倍に当たる3兆9500億円(08年3月期見通し)に拡大し、デンソーを世界有数の自動車部品メーカーに育て上げた。経営目標の「2010年度の連結売上高4兆円超」達成にめどが立ったことからトップの若返りを図る。

 加藤氏は主力製品のカーエアコン部門出身。経営戦略の企画・立案にも携わったほか、05年7月から2年間、デンソーヨーロッパ社長として欧州事業の黒字化に貢献した。加藤氏はこの日の記者会見で、「デンソーは技術開発とモノづくりで先進的なクルマ社会を作り出してきた。こうした活動を今後も着実に歩んでいきたい」と抱負を語った。

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【プロフィル】加藤宣明氏

 かとう・のぶあき 1971年日本電装(現デンソー)入社。2000年取締役、04年常務役員、05年デンソーヨーロッパ社長、07年専務。愛知県出身。

トヨタ自動車九州の社長に須藤誠一、渡辺顕好は会長に就任、豊田通商副社長は川上博

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