日本興亜社長再任反対理由「信頼損なった」 米サウス

日本興亜損害保険の筆頭株主である米投資ファンドのサウスイースタン・アセット・マネジメントは12日、同社のホームページで、日本興亜の兵頭誠社長の再任に反対する理由を明らかにした。サウスは兵頭社長について、「全株主に対して、日本興亜の価値を高める計画を明確に示して実行することを怠り、われわれの信頼を損なった」と批判している。

 日本興亜は今月26日に株主総会を開くが、兵頭社長の取締役再任案について、サウス側は反対する方針。サウスはその理由として、兵頭社長の就任以降、経営改革のスピードが落ちて財務業績が悪化したと指摘。その上で、「そうした懸念を兵頭社長に伝えたが、それに対する反応は不完全で承服しがたい」と兵頭社長への強い不満を示した。

 さらに、2010年6月までに日本興亜が取るべき施策として、経営陣の刷新や、内外の損保会社などとの合併または提携などを挙げた。ただ、ほかの株主に対して兵頭社長再任への反対を呼びかける考えはないとしている。日本興亜損保は「(サウスの発表に対する)正式なコメントは明日発表する」(広報部)としている。

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