みずほコーポレート銀行(CB)が、サウジアラビアで「イスラム金融」の手法を一部に取り入れた約2500億円の協調融資を取りまとめたことが19日、分かった。
現地の金融機関などと組み、リン鉱石を採掘・精錬するサウジの国家的開発プロジェクトに融資する。イスラム金融の手法を使った大型の協調融資で、邦銀が共同主幹事を務めるのは初めてという。
イスラム金融はイスラム法で禁じられている利子のやり取りを、リースや投資などで代替させ実質的な貸し付けを行う仕組み。
今回対象となるプロジェクトの事業総額は約55億ドル(約6000億円)。このうち4割にあたる約23億6000万ドル(約2500億円)をみずほCBなどが主導する銀行団が協調融資し、一部にイスラム金融の手法を使う。中東や欧州、韓国など20以上の金融機関を集め、日本からは三菱東京UFJ銀行も参加する。