日興コーデ、10~12月期決算 法人部門手数料で収益向上

日興コーディアル証券は25日、昨年10月に三井住友フィナンシャルグループ(FG)の傘下に入ってから初の四半期決算を発表した。09年10~12月期決算(単独)は営業収益が471億円、経常利益は95億円、最終利益は61億円。日興シティグループ証券から一部事業譲渡を受けた法人部門向け引き受け業務の手数料50億円が収益を押し上げた。三井住友FGと共同開発した投資信託販売も好調だった。

 売上高にあたる純営業収益は前四半期比6.5%増の453億円で、四半期ベースではリーマン・ショック以前の08年4~6月期以来の水準に回復。三井住友FGとの連携効果で、「個人向け業務が堅調。法人向けも新たに利益を生みつつある」(真壁洋一経理部長)という。一方、新体制移行で人件費などが増加し、販管費は前四半期比13.7%増の363億円に膨らんだ。

 この結果、2009年4~12月期は営業収益は前年同期比(旧日興コーデ時代を単純合算)0.9%減の1327億円、経常利益が同32.9%増の307億円、最終損益は376億円の黒字(前年は8億円の赤字)に転換した。

 日興コーディアルは米金融大手シティグループから離れ、昨年10月、個人向け営業の旧日興コーデと、法人向けの日興シティグループ証券の一部が三井住友FGに買収され、新会社「日興コーディアル証券」として営業を開始した。